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ことばのはなし。国語=何語??

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スイスの小学校で二つの外国語学習-  子どもの負担にはならないと専門家 -スイスインフォ スイスの公用語はドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語の4言語で、九州ほどの国土の中で言葉が分かれています。(車を運転してたり、電車乗ってたら標識やアナウンスの言語が急に変わります。つまり駅員さんは大体2カ国語は話せます) 私の感覚として、10人いれば7人くらいは2言語を話し、その中の4人くらいは3言語を話し、1〜2人はそれ以上(例えば英、仏、独、伊)を話します。 もちろん言語ごとにテレビや新聞も分かれてますし、公式文書も言語は色々です(もちろん割合的にはドイツ語が多いですが) こういう国なので、初等教育から第二外国語を学びます。基本的にフランス語圏、イタリア語圏ではドイツ語、ドイツ語圏ではフランス語…かな? ただ、初等教育では簡単な英語に統一すべきだ、という声もある様で、議論中。(実際にフランス語/ドイツ語を先に習っても、後から勉強しだした英語を先に身につける人も多い。) まぁ言葉の境目となる州では日常的に2カ国語を使うのでどちらも第1言語な感じはありますが。 スイスの他にもベルギー(オランダ語、フランス語、ドイツ語)ルクセンブルク(ドイツ語、フランス語、ルクセンブルク語)と言った多言語国家もありますし、オランダの様に英語を第二母国語の様に使う国もあります。教育や就労環境、行政システムも含めて、非常に興味深い。 逆に言うと、高校入学や、就職、転勤などで国内を移動する度に生活言語が変わるこの国は"後から言語を勉強する人"には優しい国かもしれないな、、がんばろ。 ちなみに、チューリヒ、バーゼル:ドイツ語 / ジュネーブ、ローザンヌ:フランス語 ※もちろん、食品から日用品に至るまで基本的に3カ国語(フランス語、ドイツ語、イタリア語)or 4カ国語(フランス語、ドイツ語、イタリア語、英語/ロマンシュ語)併記です。 ↓(例)アイスティーと小麦粉・・家に今あったものw

自然の恩恵にあずかる暮らし。

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少し、食生活の変化についてご紹介。 彼、、旦那(まだ言い慣れない・・)の実家は私が住む街から車で10分くらいの場所にある人口400人弱の村で、 鶏を飼っているので卵はいつも産みたてをもらってきます。 お義父さんに’’今年はChihiro が来るから新しい鶏11羽も買ったんだよ!’’ と言われ、 とりあえず' ’Oh!Merci!’’といいつつも、  (でもそれって多いのか?普通は何羽なんだ?)というカルチャーショック具合ですが、やっぱり卵は毎日使うし、もらえるのは有り難い。 他にもウサギ(食用)を一緒に飼育してます。産まれたばかりの子たち見せてもらいましたが、かわいすぎて・・’’あと5ヶ月で美味しくなるよ’’とか言われても、本当に実感が湧かない。 旦那の弟は肉屋さんなので、大体動物を絞めるのは彼の担当です。残酷だけど、毎日餌やって育てて、最後は殺して食べる。日々命をいただいてるんだなーと実感する瞬間。 ちなみに、別のエントリーでのせようと思いますが、スイスの平均的なスーパーのお肉の取り揃えは、豚・牛・鶏・羊・兎ですw ☆今年産まれた子。いずれお肉になってしまうなんて・・ とにかく、いつもこうした自然の恵みにあずかっていつも行っては何かもらって帰ってくる暮らしです。今の時期の畑は、サラダ菜・キャベツ・きぬさや?・玉ねぎ・(トマト・なす・トウモロコシはもうすぐ)な感じ。農家の知り合いも多いから本当にいろんなところからいろんなものをもらいまくります。実際2人じゃ食べきれないw 日本にいた時も父親が趣味で畑をやっていたおかげで玉ねぎ・じゃがいも・夏野菜(ゴーヤ・なす・トマト・きゅうり・・)なんかは畑から、ってこともあったけれど、果物と卵はなんかこれまでないパターンで新鮮。 あとはトマトソースも数本いただくことが多いです。 毎年トマトがとれたら大量にソースを作って瓶詰めして保存するのが習慣。今日もらって来たトマトソースは2010年に作ったもの。 旦那が’’これ、亡くなったじいちゃんが最後に作ったソースなんだ。やっぱり美味しいなー。来年から食べられなくなるのか・・’’とか言ってるのを聞くと、食を通じたつながりって素敵だな、と感じたり。 ☆今日の頂き物をずらっと。 フランボワーズ(木...

人生の転機!?スイスへスーツケース2つで移住:)

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さて、スイスに移住して3週間が経ちました。 ずっと放置していたこのブログも少しずつ更新していこうと思います。毎日異文化の中に身をおいているので感じることはたくさんあってその度に写真をとったりはしているのですが、なかなかまとめる時間がなく、ついつい遅くなってしまいました。 2014年6月7日、関西国際空港(KIX)▶︎北京(PEK)▶︎ジュネーブ国際空港(GEV) 飛行機はだいぶ乗り馴れてきましたが、やっぱりサービス・食事・乗客の質的に中華系は本心では避けたいところ。前回使ったときに10時間の長距離でモニターもなくさすがに・・と思ってたんですが、今回は片道切符。案外片道で安いところは少なく、結局安さと飛行時間重視で中華系になっちゃいました。まぁ期待もない分、そこそこのフライトでしたがw。 AM9:00のフライトだったので、AM7:00に空港・・ ということで朝早いからさすがに..と思ってたのに見送りに来てくれたふじくん・チャーリーさん・長澤くんありがとう!!母と二人だと湿っぽくなってしまいそうだったお別れもみんなが来てくれたから、門出にふさわしく笑って終えることができました。 自分にとっては乗り馴れた飛行機、行き慣れたスイスという土地であっても娘を送り出す母としては心配事でいっぱいだろうから、最後に笑顔を見せながら出国できたのはよかったな。 ちなみに9:00(KIX)▶︎11:00(PEK)13:30▶︎18:30(GEV) スイスと日本の時差は+8時間なので、総計で18時間、飛行時間は約14時間ですね。 長いと言えば長いし、ぐっすり寝れてしまえば案外短いような。ただ、ブラジルに行ったときのことを考えると余裕でした。(ヨーロッパまできてまだ半分だったからw) ☆出迎え。からのスーパー直行。                 スイスには既に3回も来てるし、空港から車で通る道の景色も目新しいものではないんだけど、やっぱり旅行ではなくこれからこの土地で生きていく!という決意をもって見ると景色も少し変わって見える気が、ほんのちょこっとだけそんな気がしたような。 ・・・にしても、予想に反して、、、、、あつかったー!!!(この日は約30℃) ということで、2014年6月7日。スイスに移住しました!! ...

2013 May Swiss スイスビール☆

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無事にGENEVA(ジュネーブ)空港につきました。 4月28日(日)天候は曇り。少し肌寒いです。 一回オランダでイミグレ通ってるので、ジュネーブにつくときは、到着→ゲートです。 3回目だし、空港も小さいしもうすいすい~って感じです^^ 最後に会ったのは2013年1月なので4カ月ぶりです。 遠距離3年以上続けて慣れたといっても、日々Skypeで話してても、 やっぱり会うとすごく嬉しい。 さて、車に乗り、一路彼氏の家があるCombremont-le-petitへ! ・・と思ったら、 「今日はスイスのビール工場が工場開放してちょっとしたイベントやってるから行こう」 とのことなのでちょっと寄り道☆ あ、スイスはビール1杯くらいなら車の運転大丈夫。 もちろんすごくお酒弱い人は飲まない方がいいけど。 まぁヨーロッパ大体そんなもんですが。 だから、ビール工場に来たからには車を運転している彼もビール飲みますよ。 アルコール0.00%を求めるのは日本くらいじゃないかな。 場所はYverdon(正式名称はYverdon-les-Bains)のはずれにある スイスビールBOXERの工場。ブルドック的な犬がシンボルマーク。 HPはこちら→ http://www.boxer.ch/en/ まずは工場見学。 ただ、サントリー京都工場のすぐ近くで育った私にとって、 ここは’工場’ではなく’地ビールの工房’みたいな雰囲気、規模でした。 この場所は元々ミネラルウォーター工場だったようで、経営難に陥って BOXER BIERに工場買収され、最近ビール工場として生まれ変わったとのこと。 つまり、今回は工場新設!ビールが飲めるよ!地域のみなさんいらっしゃい! という地域の1大イベントだったようです。 工場見学するとビール一杯無料チケットもらえるので、 ドラフト、エール・・と数種類ある中でビールを選ぶ。 長旅の後のビールは・・ほんまおいしかったー** ...

2013年5月スイス旅

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久々に旅行記らしいこともアップしますねヽ(・∀・)ノ 今回はゴールデンウィークを利用して、 スイス+アムステルダム10日間(4/27-5/6)の旅です。 実際の滞在はスイスに5日、アムステルダムに2日です。 一番の目的はスイスにいる遠恋中の彼に会うことですが、 去年に引き続き(2012年も5月にスイス+パリ)この時期に行く理由は、 単純に この時期のスイスにが美しいから!! スイスは国土を4000mの山々に囲まれ、山間部でないところもフラットではなくなだらかな丘のようになっています。 そういった地形の助けもあり、 5月のきれいに晴れた日には、背景に真っ白い雪をかぶった壁のような高さの山々の稜線が美しく、 さらに目の前には一面の牧草地帯。 ところどころに春の花が顔をだし、 冬の間は牛舎にこもりがちだった乳牛たちが外に出てきて、新鮮な牧草で満腹でそこここで うーん。 のどか! いかにもな写真アップするんでお待ちください。 とりあえず今、広州空港。 あいかわらず基本的にスタッフ無愛想ですね(。-∀-) イミグレをパチリ☆ …これほんとはとっちゃだめらしい。 Published with Blogger-droid v2.0.10

「スイスアーミー」という制度 -徴兵制、スイスの場合

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日本には2012年時点で、徴兵制度はありません。 18歳になっても、20歳になっても、兵隊になる経験をすることは基本的にありません。 これは世界的に見てあたりまえなのかどうかーちょっと興味あったので調べてみました。 あとは、「徴兵制」=戦争、昔のもの、・・・というイメージがある気がするので、他の国の事情なんかも。  -徴兵とは 憲法 や 法律 で一定の年齢に達した国民に兵役の義務を課すこと。 -現在では 軍隊 またはこれに類する組織を保有する約170か国のうち約67か国が徴兵制度を採用している。 (緑色) 軍隊を保有していない国家。 (青色) 志願制の国家。 (オレンジ色) 3年以内に徴兵制を廃止予定の国家。 (赤色) 徴兵制を施行している国家。 (灰色) 不明。 =Wikipediaより つまり、徴兵制度はアジア・ヨーロッパ・アメリカ・アフリカの多くの国で顕在だということがわかる。 例えばアジアでは、ご存じ「韓国」に加えて「台湾」「中国」「マレーシア」「タイ」「カンボジア」「シンガポール」「ベトナム」など ヨーロッパでは永世中立国の「スイス」に続いて「フィンランド」「ノルウェー」などの北欧諸国そして「トルコ」「ギリシャ」。 アフリカだと「エジプト」もだし、「アルジェリア」「セネガル」「コートジボワール」なんかも。 中東だと女性も徴兵される「イスラエル」の他に「クウェート」「シリア」「イラン」など。 こういった国を多いと感じるかは人それぞれですが、日本人にとって、平和の象徴のような「スイス」に徴兵制があるのは 不思議ではありませんか? 私は最初聞いた時けっこう衝撃を受けました。 ここから少しだけ、「スイスの徴兵制度」について綴りたいと思います。 まず一般的な説明。そしてそのあと私のスイス人の友達から得た情報を交えて。 - スイスの男性市民は、18歳時に兵役を務められる能力があるかどうかを調べる身体検査が義務付けられている。 そこで不合格と診断されると兵役免除となるが、合格者は20歳に15週間の初任訓練を受けて個人装備一式が支給される。 36歳まで数年毎に年に十数日間の補充講習を受け、20歳から数えて通算で合計260日間の兵役に就かなければならない。 ...

11-16 ITALY

今日は朝6時に真っ暗な中家を出て、pascal famillyとイタリアへ。 毎回飛行機で国境越えてたので、初めての 車での国境越え!! スイスとの間にある雪山を越えて… いよいよかな… って思ってたらいつの間にかイタリアでしたw 国境でのチェックもなんにもなかった。 さすがヨーロッパ。 帰りは一旦ストップはかかったけど、ID見せて(私以外はパスポートじゃなくてIDカード) 何買ったか、というか申告の必要なアルコールとか買ったか、どのくらい買ったか口頭で伝えるだけ。簡単。 今回はpascal parentsに付き合った形なのでイタリア滞在はマーケットでの買い物がメイン。 町のいたるところで普通の店舗の合間をぬってフリーマーケットやってる感じ。 イタリア製の服とか雑貨が安くで買えます。 あんまり服とか買うと日本にもって帰る時重くなるし控えてたけど、pascal mom ズンズン買い物するw もちろん食品なんかは屋内でも売ってたりするんやけど、小雨にも関わらず結構な人出でした。 本場パスタ、チーズにトマト、フルーツに、ハム… Pascal mom は試食して、 -あ、おいしい?じゃ1キロちょーだい。 -それなに?どうやって食べるの? -じゃそれも1キロちょーだい。 的に全部単位がキロw その度に荷物持つ男性陣が、 -Mais Noon! って言ってるとこみると世界中どこでも一緒やなーって可笑しくなったり。 ちなみにここはフランスとかスイスからの客も多いからフランス語話せる人も多かったですが、やっぱりイタリアはイタリアなので通じない店もあって、 そんな時はイタリア語話せるpascalが通訳してました。イタリア語話してるの初めて見た(^^) でも、 両親とはフランス語 私とは英語 店の人とはイタリア語 で、何回かこんがらがって私にイタリア語ではなしかけて、 --あれ???? な状態なってましたw 昼は素敵な山村の小さなレストランで、イタリアのこの地方の郷土料理食べて帰宅! Published with Blogger-droid v1.6.3