スイスと言えばハイキング?〜 les mousse , lac loison

突然ですが、私は山登りが好きです。

ただただ地面を踏みしめて一歩一歩前に進む。あんまり考えずに無心でもくもくと歩く。
たまに立ち止まって登山者の人と世間話をしたり景色を眺めたりしながら長時間(時には8時間とか)歩く。

しんどい時もあるけど雄大な景色を見て、山から帰ってくる時にはストレスとか悩みとか全部ちっぽけに感じられて、『まぁ、なんとかなるか!さぁがんばろっと』と前向きになれる。

季節によって変わる風景と下界では見られないたくさんの高山植物。自分で登って来た人だけが見られる特別な景色(雲海、ご来光、夏の雪、、)。

やま、いいですよね〜(*´◡`*)

というわけで、せっかく山に囲まれたスイスに来たのだから毎週末でも登山を楽しみたい!という思いがある私。

しかし、、

生まれた環境が自然の中すぎて山登りに全く興味のない旦那。。

曰く、『散歩とかハイキングとかならわかるけど、なんでわざわざ、お金かけて装備揃えてしんどい思いして山登るの?』

ということらしい。

まぁ私は『登ってみたら好きになる』と確信しているんだけど、

旦那はまだ登山靴ももってないし、何事もstep by step だということで、とりあえずハイキングに行って来ました。

家から大体車で1時間弱の冬はスキーリゾートになるles mousseという場所から近くの湖lac loisonまでの片道1時間半、往復3時間弱のコース。


今回は3時間弱だけど、この周辺実はかなりたくさんのハイキングコースがあります。
さらに、自転車用のコースもたくさんあります。





牛の夏の放牧地としても有名な地域。
見渡せばあちらこちらにたくさんの牛達が。

 

これは牛が放牧されている山の上から牛が降りてこないための溝。
牛の蹄の大きさだと渡れないから怖がってわたってきません。
しかも人は余裕でまたげるのでハイキングコースとしても柵がなくて快適。
さすが、スイス。という工夫。
 




ひきつづき道端には 牛・牛・そして牛。
案外近くによると怖いんです。 
鼻息が、荒いんです。とっても。
 

そして 目的地のloison 湖に到着。
思ったより小さかったけど釣りをしている人がいたり湖畔で読書する人がいたり。

  


私たちは特にやることはなかったのですが、
なぜか湖の近くでアルパカが放牧?されてたので、
とりあえずたくさん触れ合っておきました。


もふもふ(^^)


まつ毛も長くて美人さん! 


ソフトタッチしても、


キスを迫っても、


わしゃわしゃ触っても、決して動じないアルパカさん。

  
 






帰り道も、もちろん草を食む牛達の合間をぬって歩く。
でも案外、食べるのに夢中で草の生えていない舗装路には興味がないらしく歩きやすい。





 

これなんかはちょっとロードオブザリングとかに出てきそうな風景。
周りにだれもいなかったのでひとり(ふたり?)じめ!


充実!満足!
コースは短かったけど、天気は良いし、無駄に牛があちらこちらにいるし、まさかのアルパカに出会えるし、いい運動になりました。
旦那もなんやかんや楽しんでいたようで、一安心。

次はもうちょっとロングコースに挑戦、そして来年は山登り三昧な夫婦になろうと思います。

と、思って調べたらスイスにはハイキングコースだけで1000以上あるらしい、、
いつになったら山登りできるのやら。


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